Kzoku 活用術 その13(記録をとる)
やること、目標などを決めたら、実際に実行することです。無理のある点は内容を変えたり、欲が出てきたら少しレベルを上げたりしながら、続けてみましょう。
この時に大切なことは、「記録をとること」です。
記録をとらないと、だんだんあいまいになっていく記憶に頼ることになるので、良くなっているペース、あるいは悪くなっているペースなどを客観的に知ることができなくなります。
NHK の「計るだけダイエット」、岡田斗司夫氏の「レコーディング・ダイエット」などの流行もあって、記録の重要性は以前よりも認知されてきたようです。体重の記録は比較的ポピュラーですが、体重は「少しがんばったらすぐに減る」とは限りません。始めたばかりは、なかなか効果がでなかったり、場合によっては、理由も分からず増えていたりします。
これでは、行動の後に良くない結果が続いて「強化の原則」が働かないので、挫折してしまいがちです。
| 直前 | 行動 | 結果 |
| ウォーキング30分 ご飯は1杯だけ |
体重計で計測 | 体重が増えている |
誰しも、自分ががんばった結果が見えないのでは、やる気を失ってしまいます。がんばった結果は何らかの形で見たいものです。
上の例であれば、「ウォーキング30分」、「ご飯は1杯だけ」という部分はがんばったのですから、まずはそれを確認することができれば、「よし、これだけがんばった」という気持ちを持つことができます。
この例でわかるように、大切なことは「体重だけでなく、行動の記録をとる」ということです。
特に、行動をグラフで視覚化すれば、なお効果的です(行動分析学では「パフォーマンス・フィードバック」と呼びます)。行動がグラフ化されると、「グラフの見栄えを良くしたい」、「これをやればポイントのキリがよいから」などのように、それ自体が行動の動機付けになります。
Kzoku の大きな特徴である「目標」、「ルール(小目標)」、「やること」、「ヤッターポイント」、「ヤッターモニター」などの一連の機能は、実はこのシリーズで説明してきたような背景をふまえて実現されたものです。
もちろん、「記録をしただけでやせる」わけではありません。「計るだけダイエット」、「レコーディング・ダイエット」などは、名前からそういった連想をされますが、実際には主に食事のコントロールのための手段になっています。
Kzoku は、「ダイエットのための行動を続けることができなければ、効果もない」→「どうやって行動を起こしやすくするか」という視点に立っているわけです。
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