Kzoku 活用術 その6(行動を変えるために何を変えるか?-結果-)
前回は、行動を変えるために行動が起こる前、条件や環境という点を変える方法の例を説明しました。今回は、行動の後、結果の部分について説明をしてみたいと思います。
| 条件 | 行動 | 結果 |
| 仕事や家事の後、疲れている | 腹筋50回 | 思ったように動けない 疲れる 体が痛い |
この表は、前々回のこのままではうまくいかない可能性の高い例です。「強化の原理」がはらたいて、行動が増えるためには、「行動をした直後に良い結果が起こる」ことが重要です。“良い結果”が自然には起こらない場合には、自分で追加してしまうのです。
| 条件 | 行動 | 結果 |
| 仕事や家事の後、疲れている | 腹筋50回 | 親しい人にほめてもらう 好きな、冷たいドリンクを飲む 記録して努力を視覚化する 思ったように動けない 疲れる 体が痛い |
追加した3つの結果は、自然には起こるものではありませんが、追加する前と追加した後のどちらの場合で、より行動が続きやすいかは明白ですね。
彼や彼女、妻や夫、それ以外の家族、友人などの親しい人に努力を認めてもらい、ほめてもらうのは誰でもうれしいことであるはずです。良い結果ですね。
運動をすれば、息も切れ、汗もかき、飲み物がほしくなります。ただ、水を飲んでしまうのではなく、自分の好きな、冷たいドリンクを飲むことができれば、うれしいですよね。これも良い結果です(せっかくの行動を台無しにしてしまうような糖分の多いドリンクは避けましょう、笑)
行動を記録することも、“良い結果”になります。なぜなら、記録を残さないと、行動した/していない、どのくらい頑張ってきたのか、などがはっきりと分かる形になりません。せっかく汗をかいて行動をしても、“目に見える”形にならなかったら、つまらないですよね(50m走をした後記録を教えてもらえなかったらどうでしょうか?)。記録を残して、グラフのようにパッと目で見て分かるようになっていると、行動をすることで記録を良くする励みになるのです。
このように、行動の結果を変えることでも、行動を増やす、続ける助けにすることができるのです。
続く...
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コメント
うーん、行動の強化の話は大学の心理学の授業で習ったような気がしますがすっかり忘れていました。
私はこれまで、飽きっぽくて根性がないのでダイエットが続かないのだと思っていたのですが、「行動の強化」がなかったから続かなかったのですね、納得です。
投稿: たまごろう | 2008年5月 9日 (金) 23時49分
自分の意志で決めていると思っていることすらも、多くは過去の行動の結果に左右されているようです。何かコワイ感じもしますが、きっとそれは生存のために必要なものだったのかもしれませんね。
投稿: 木下@キー・プランニング | 2008年5月12日 (月) 23時43分